学校規模配置適正化が完了
平成22〜27年に保護者、地域、教職員が検討・策定した「学校規模配置適正化実施計画」は、児童生徒の減少による学校の小規模化、施設の老朽化・耐震化などの課題に対応するとともに、小中一貫教育など新しい学校づくりへの取り組みを進める計画です。計画に基づき、平成31年に「小川南小学校」、令和3年に「玉里学園義務教育学校」が開校。そして今春、小川北中学校区の小中学校を統合した「小川北義務教育学校」がスタートしました。
校章
原案:山本洋平さん(小川北学区在住)
野田・上吉影・下吉影の3地区の輪を、3枚の花弁を持つ花で表現。それぞれの輪の中には「小川北」の文字があしらわれています。
統合で地域の輪が1つとなり児童生徒が切磋琢磨することで、地域に新たな花を咲かせ、新しい歴史を創り上げてほしいという想いが込められています。
多様な学年の子どもたちが活発に交流できる環境
◇広いスペース・吹き抜けで開放的な図書館
◇児童・生徒の学習・発表の場 多目的ホール
◇さまざまな遊具があるサブグラウンドを校舎に併設
多様な教育に対応できる充実した学習環境を整備した新校舎。非常用自家発電機など防災機能を兼ね備え、災害時には地域の避難所としての役割も担います。
羽ばたこう 明るい未来へ
小美玉市教育委員会 羽鳥 文雄 教育長
小川北義務教育学校がスタートしました。明るくきれいな教室、1年生から9年生までの交流活動、教科担任制度など、この学校には学ぶ楽しさが数多くあります。
子どもたちには「真剣な眼差しと輝く笑顔」を絶やすことなく、夢や目標に向かって前向きに取り組み、自分の良さや可能性をぐんぐん伸ばしてほしいと願っています。
今後も、未来の宝であり、地域の宝でもある子どもたちが、義務教育学校での9年間の学びを通して成長できるよう、市民の皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
市立学校は9校に
小学校/
竹原小学校、羽鳥小学校、堅倉小学校、納場小学校、小川南小学校
中学校/
小川南中学校、美野里中学校
義務教育学校(9年制)/
玉里学園義務教育学校、小川北義務教育学校
教育環境の改善
美野里中学校
校舎内のすべてのトイレを洋式化。清潔で使いやすくなりました。
竹原小学校
体育館の全面改修が終了。伸び伸びと学べる環境に生まれ変わりました。