シビック・ガーデンを借りる大学生に取材!
大学4年生 中村 大希さん(希望ケ丘)
畑歴:1年6か月
育てた作物:さつまいも、苺、人参など
勢いで借りたシビック・ガーデン
新型コロナウイルスが流行するまでは、カナダに留学中でした。その後日本に戻ることを余儀なくされ、残りの学生生活は実家がある小美玉で過ごすことに。コロナ禍で不自由な生活を送っていた中、たまたま再会した幼なじみと「何かやりたいね」と意気投合し、幼なじみの祖父が利用していたシビック・ガーデンを借りてみました。
畑を始めるまで、野菜は簡単に生えるものだと思っていましたが、実際に栽培するとうまくいがず、慣れるまでたくさんの人に助けてもらいました。
食べ物の意識も変化しました。以前はただモノとして食べていたのですが、苦労があって作られていると気づき、敬意をもって食べるようになりました。
畑から始まるコミュニケーション
当初は、家族に「また変なこと初めて...」とあきれられましたが、近隣の人に野菜をおすそわけしたら喜んでもらえて、コミュニケーションのきっかけに。野菜をスーツケースに詰め、大学まで運んで友人に配ったこともありました。地域の魅力発信にもつながったと思います。
自然が近くてのびのび子育てできます
東京からUターン
保田 孝雄さん(張星)
東京に住んでいましたが、現在は地元の小美玉に戻り、テレワークをしながら暮らしています。東京では家の中でしか遊ばせることができず、生き物に触れる機会も少なかったですが、小美玉だとさまざまな生き物に実際に触れられます。
自分が幼少期から当たり前に行っていた土いじり。土に住む生き物に出会うことで生命を大切にするこ心が育まれるので、子どもにも積極的に土いじりさせています。庭でトマトなどの夏野菜を育てたことも。
野菜が成長していく様子を見て、育てたものを食べることは魅力的で、子どもの教育にも良いことだと思います。