手間を惜しまずこつこつと。 おいしいニラを作り続けたい。
JA新ひたち野 美野里にら生産部会 青年部 小田部 基樹さん
ニラ農家の親のもとで 、自分も20歳からニラづくりを始めました。4ヘクタールほどの農地で、常にニラを作付けしているのは半分ほど。 残りの半分は土地を休ませて次の作付けに備えています。年間を通して安定的に出荷できるよう、いつも数か月先のことを考えて計画的に 仕事をしています。
ニラにはランクがあり、一番上の等級の中でも厳選されたニラが 「美野里緑王にら」として売られています。 一般的なニラよりも価格が高いのは、手間をかけて品質を高めているから。 特に気を配っているのが、温度管理です。 美野里のニラは、夏は雨よけビニールをかけ、冬はハウス栽培。 ハウス内をニラの生育によい温度に保つため、冬ニラの時期は毎日2時間以上かけて畑を見回って、ハウスの窓の開け閉めや遮光ネットの調節をします。大変な作業ですが、ニラ生産者はみんな当たり前にやっていることです。 品質の高いおいしいニラを食べてもらうために、これからも手間を惜しまず、 当たり前のことを続けていきたいです。